英文学

欧米文化論分野(英文学)

イギリスとアメリカの言語文化を教育研究の中心としながらも、アフリカ・インドなどの英語圏の文化と文学も射程に収めています。これらの地域の歴史と言語文化に関する幅広い知識の教授を講義科目で行うとともに、演習科目では学生一人ひとりがそこから現代を創造的に生きるための問題を発見し、解決する能力を涵養することを目指しています。さらに、そのような能力の基礎となる言語運用能力、つまり文献読解力、コミュニケーション能力、自己表現力を高めるための科目が多く用意されています。言語と文化を異化し相対化できる批判精神により、学生各自が現代を生きるための創造的ヴィジョンを構築することを教育目標としています。

詳しくは次のアドレスをクリックしてご覧ください。
英文学のホームページ https://english.fpark.tmu.ac.jp/

英語圏文化論 研究/特論
  • 准教授 安井 マイケル Associate Prof. YASUI, Michael
    文学批評と理論(特にディコンストラクションとポストコロニアル理論)、中世文学(特にチョーサーとスペンサー)。さらに20世紀アメリカ文学(特にフィッツジェラルド)にも関心があります。
英語圏文学論 研究/特論
  • 教授 高岸 冬詩 Prof. TAKAGISHI, Toshi
    20世紀イギリス・アイルランド詩
  • 教授 中村 英男 Prof. NAKAMURA, Hideo
    19世紀を中心とするイギリス小説を研究しています。近代社会と自己の形成の関係、及び演劇性の問題に関心があります。
  • 教授 吉田 朋正 Prof. YOSHIDA, Tomonao
    モダニズム周辺の知的状況、18世紀以降の美学・芸術理論、マクルーハンやケネス・バークの文化理論に関心があります。
  • 准教授 生駒 久美 Associate Prof. IKOMA, Kumi
    19世紀のアメリカ文学を研究しています。マーク・トウェイン作品における共感 や感傷性を研究してきましたが、最近は文学作品における貧乏白人と黒人の表象 にも関心があります。
  • 准教授 越 朋彦 Associate Prof. KOSHI, Tomohiko
    17世紀のイギリス文学を研究しています。初期近代における手稿文化 (manuscript culture)、子どもの観念史に関心があります。
  • 助教 佐久間 千尋  Assistant Prof. SAKUMA, Chihiro
    19世紀のイギリス小説を研究しています。語りの構造と空間の関係、ブロンテ姉妹の小説と同時代の小説とのテクスト相関性に関心があります。
  • 助教 杉山 ゆき  Assistant Prof. SUGIYAMA, Yuki
    14世紀から15世紀にイギリスで読まれた俗語(英語・仏語)ロマンス(物語詩)及び宗教文学、そういったテクストを収める写本の製作・流通・受容に関心があります。