人文学科紹介

人文学科紹介

 自らの文化と異文化を学ぶことは、多様化する国際社会の中で生きる上で、互いの理解を深める重要な役割を果たすこととなります。
 人文学科では、人文学の基礎となる哲学、歴史、文学、文化、言語、芸術の視点から、8つの教室を設け、国際的な知識を深めるとともに、それぞれの専門分野での学問的探究を行います。さらに歴史と思想、宗教と社会、言語と文化、時間と空間など、各分野との横断的な学びも積極的に取り入れ、これまでにない複合的な視点で、各分野への理解をさらに深めます。他大学にはない表象文化論教室をはじめ、教員の専門は幅広く、学生の興味や目的に応じた、充実した講義が行われています。

カリキュラムの特色

 1年次は全員が基礎科目、教養科目を学び、2年次より各教室に分かれます。それぞれの専門分野を学ぶだけでなく、横断的な受講も積極的に推奨され、たとえばフランス文化を学びたい学生は、歴史学・考古学教室で西洋史をとり、フランス語圏文化論教室でフランス文学論を学ぶ、などの選択もできます。考古学では発掘調査など、実習の授業も取り入れています。4年次の卒業論文・卒業制作は全分野とも必修です。

求められる学生像

 国際的な舞台でも活躍できるような、自分の意見をしっかりといえ、また異なる意見にもしっかりと耳を傾けることができる人。コミュニケーション能力がある人。世界の様々な文化に触れてみたい人。また、今は自分の進路を決めかねている人も、多様な選択肢から自分の学びたいものが見つかるはずです。